うるま放送部

方言ニュース

ラジオ沖縄で40年以上続いている人気番組「方言ニュース」。沖縄の文化、芸能、社会、政治、経済を味のある沖縄方言 には定評がある小那覇全人(おなは・ぜんじん)(1925年生まれ)と方言を通して沖縄の平和の心を伝える講 演活動も精力的に行っている伊狩典子(いかり・ふみこ)(1931年生まれ)が月曜〜金曜までの毎日ポットキャストで配信。

後世に残すため『奥武方言』聞き取り収集

方言ニュース 2013年10月24日(木)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

島で昔から使われている
「奥武方言」を整理して
後世に残そうと、
南城市玉城の奥武島で
区民から聞き取り調査を実施し、
アイウエオ順に6千余の
語彙(ごい)収集を終え、
注目されています。

元高校校長の中村一男さん(67)歳を
委員長に、区長や有志7人と
方言話者8人を相談役に据えて、
昨年4月に「奥武方言」編集委員会を
立ち上げ、聞き取りは主に
地元の委員が随時行い、
調査の進み具合を見て、
専門委員を含めた合同委員会を開いています。

編集作業としては語彙の収集、
共通語への訳と用例を挙げ、
天候、動植物、人体、衣食住、
民族、人間関係、農漁業など
全般に及ぶということです。

中村委員長は
「ゴキブリを普通『ヒーラー』と
 呼ぶのを『コーシャ』と呼ぶなど、
 奥武島には独特な方言があり、
 先生方に発音表記をまとめてもらう
 ことにしている」
と語り、委員の1人で
琉球方言の研究で知られる
琉球大学の中本謙(けん)准教授は
「市町村単位でしまくとぅばの
 聞き取り調査はあるが、
 一つの集落で組織をつくって
 本格的に住民から直接聞く
 収集作業は珍しい」
と完成に期待を寄せています。

この番組をシェアする

Embed Tag

キジムナー劇が来月開演!

方言ニュース2013年10月21日(月)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

広く人々に愛される沖縄の精霊キジムナーの姿や
その歴史を伝える演劇「Weラブきじむな〜」が
来月3日、沖縄市民小劇場あしびなーで披露されます。

劇は主人公のまさるが悪霊として
恐れられているきじむなーをやっつけようと、
友達と一緒にガジュマルの森に
入っていくことから始まり、
やがてまさるは一人、キジムナーの世界へ
迷い込んでしまいますが、
そこでキジムナーの本当の姿を知り、
仲良くなっていくというものです。

沖縄市の中学校教員の島袋薫さん(46歳)が
脚本・演出を担当し、沖縄市やうるま市など、
中部地域の子どもたちと親など6人が
役者に挑戦します。

島袋さんは「沖縄の子どもが沖縄のことを知り、
表現を通して成長してほしい」との
思いを込めたということで、
まさる役の美里中学校1年の勝連翔大さんは
「劇を通してキジムナーの印象が変わった。
人間が好きというキジムナーに会って、
友達になりたい」と話していました。

公演は来月3日午後2時開演で入場は無料です。

この番組をシェアする

Embed Tag

シマナーが練りこまれた沖縄そばが学校給食に

方言ニュース2013年10月18日放送分
担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

きのう10月17日は沖縄そばの日でしたが、
「沖縄そばの日」に合わせ、
西原町名産のシマナー(からしな)を麺に練りこんだ沖縄そばが、
昨日、西原中学校と西原東中学校の給食で振る舞われました。

地元の農産物を地元で消費する
地産地消の一環で振る舞われたもので、
両中学校で合わせて1220食の沖縄そばが振る舞われました。

シマナーはビタミンCや鉄分も豊富な島野菜の1つで、
農業生産法人西原ファームが栽培したシマナーを
ペースト状に加工し、麺に練りこみました。

おいしそうに麺を頬ばっていた
西原中学校3年の新川憧佳(あらかわ・とうか)さんは
「いつものそばと違って野菜の味がした。
 とてもおいしかった」
と笑顔を見せていました。

この番組をシェアする

Embed Tag

『シーサー刑事のクサムニー』出版

方言ニュース 2013年10月17日(木)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

元県警刑事部長の稲嶺勇(いさむ)さんが
このほど、現役時代の回想や
ボランティア活動への思いをつづった著書
「シーサー刑事のクサムニー」
を出版しました。

警察官2人が殉職した暴力団抗争に触れるなど、
戦後沖縄の事件・事故史をたどる
内容となっている他、現在、代表を務める
知的障害者の自立を後押しする
スペシャルオリンピックス日本・沖縄の
活動にも触れています。

1943年、沖縄市に生まれた稲嶺さんは
「復帰前、ドルで給料をもらった経験のある
 警察官はいなくなった。
 昔の事件や捜査のあり方を書いて
 後輩に伝えたい」
という思いを込めたということで、
殉職した2人の警察官については
「事件はまだ解決していない。
 刑事OBが集まると、今も2人の話が出る。
 存命ならOBの集まりにも来ていたはずだ。
 忘れることはできない」
と語っています。
「シーサー刑事のクサムニー」は
952円で、県内書店で販売しています。

この番組をシェアする

Embed Tag

ミカン狩り解禁!沖縄に秋を告げる運動会ミカン

方言ニュース2013年10月16日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

第4回カーブチーの日記念イベントが
去る12日に本部町伊豆見のミカンの里で開かれ、
ミカン狩りシーズンが本格的に始まりました。

10月第2土曜日がミカン狩り解禁の日に当たることから
2010年から「カーブチーの日」として
イベントが開かれているもので、
伊豆見みかん生産組合によりますと
今年は40トン弱の収穫を目指しているということです。

饒平名組合長は
「カーブチーは『運動会ミカン』と呼ばれ、
秋を告げる果物として親しまれ、愛されてきた。
加工品の開発で再び光が当たっており、
安定した農家経営につなげたい」と挨拶しました。

饒平名組合長によりますと、
ピーク時は100トン近く収穫したものの、
台風や鳥獣被害、農家の減少などで
生産量は落ち込んでいるということですが、
昨年からは出荷できない小さな実などを
香水やアロマオイルに加工する取り組みが始まり、
生産者も戻りつつあるということです。

この番組をシェアする

Embed Tag

特別企画展『ハワイ日系移民が見た戦争と沖縄―ハワイウチナーンチュの沖縄へのウムイ』始まる

方言ニュース2013年10月11日放送分
担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県平和祈念資料館の特別企画展
「ハワイ日系移民が見た戦争と沖縄―ハワイウチナーンチュの沖縄へのウムイ」が
きのう、糸満市摩文仁の平和資料館企画展示室で始まりました。

企画展では新たに見つかったハワイの県系人らが
戦後の沖縄に食糧支援として贈ったヤギの動画映像、
ハワイに移民してアメリカ軍に徴兵され、
通訳兵として沖縄戦に参加した
比嘉武二郎(ひが・たけじろう)さんと儀間真栄(ぎま・しんえい)さんらの
証言記録やインタビュー映像など、
沖縄や全国各地のハワイ移民が
戦前から戦後にかけ、
沖縄とどう関わってきたかを示す資料など
189点が展示されています。

上與那原美和子(うえよなはら・みわこ)館長は
「戦争でアメリカ軍兵士として
 祖国と戦うことになったり、
 戦後、故郷沖縄に支援をしたりしてくれた
 ウチナーンチュの姿を通し、国境を越えた人間の尊厳、
 平和への想いを感じてほしい」
と話しています。

「ハワイ日系移民が見た戦争と沖縄―ハワイウチナーンチュの沖縄へのウムイ」は
12月11日まで、
糸満市摩文仁の平和資料館企画展示室で開かれています。
入場は無料です。

この番組をシェアする

Embed Tag

『北中城川柳三水会』発足

方言ニュース 2013年10月10日(木)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

毎月第3水曜日、北中城村安谷屋にある工房で、
持ち寄った川柳をさかなに夜を楽しむ
句会が開かれています。
会の名称は「北中城川柳三水会」で、
村文化協会に所属している6人が
今年6月にスタートさせました。

「風」「星」「雨」など、
毎回テーマを決めて1人3句ずつ持ち寄り、
記名投票で上位3句(天・地・人)を選び、
その詠み手の作品を琉球新報の
「新報川柳」に投稿しています。

4回目の先月の句会のお題は「恋」で、
「惚(ぼ)けたかと子等(ら)が
 気遣う老いの恋」
「禁断の恋と知りつつアリ地獄」
など、青春の甘酸っぱさを感じさせる
一句から、過去の失敗談、老いの恋をうたった
哀愁漂う一句まで26句が集まり、
珍しくこの日は投じられた票がばらけ、
メンバーは
「ウチアタイするものばかりで
 甲乙つけがたい」
などと、一句一句の味わいを楽しんでいました。

会の花崎会長は
「沖縄にはユーモアたっぷりの
 人がたくさんいるが、俳句に比べると
 川柳の人口が少ない。
 沖縄の川柳を北中城から盛り上げたい」
と語っていました。

この番組をシェアする

Embed Tag

ハワイから戦後沖縄にヤギを贈る映像が発見される

方言ニュース2013年10月9日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄戦後、食糧不足の沖縄を援助するため
ハワイに移民した県系人らが沖縄に
ヤギを贈った様子を撮影したカラーの動画が
このほど見つかりました。

映像は県平和祈念資料館の職員が
収蔵庫から見つけたもので、
明日から資料館で始まる特別企画展
「ハワイ日系人が見た戦争と沖縄」で
公開します。

映像はヤギを贈った県系移民が
撮影したとみられ、
アメリカのサンフランシスコでヤギを船に乗せ、
うるま市のホワイトビーチに下ろす光景や、
各地の役所を訪問する場面など、
およそ1時間にわたる動画が
鮮明に記録されています。

企画展を担当する功刀弘之(くぬぎ ひろゆき)さんは
「ハワイから豚が贈られた話は有名だが、
ヤギの話はあまり知られておらず、貴重な資料だ。
映像を通して当時のことを県民に
伝えたい」と話していました。

企画展ではこのほか、ハワイの県系移民らが
戦前から戦後にかけて沖縄とどのように
関わってきたかを伝える資料など、
100点余を展示します。

この番組をシェアする

Embed Tag

しまくとぅばで桃太郎を聞く

方言ニュース2013年10月7日(月)放送分
担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

うるま市栄野比のアミークス国際学園で
このほど、3年生の児童およそ80人を対象に
しまくとぅばを使った「桃太郎」の読み聞かせが行われました。

大城真理子教諭が普段、学校の清掃をしている宜野座キクさんに講師を依頼し実現したもので、
3年生は「しまくとぅば月間」の先月、ユネスコによって消滅の危機にあると
指定されている言語であることを学習し、
社会の授業で言葉集めをしたり、
家族にしまくとぅばの話を聞いたりして学んできました。

読み聞かせでは、宜野座さんはしまくとぅばを混ぜて
「桃太郎」を読んでいましたが、
宜野座さんが「まぎー」「いんぐゎー」と簡単な単語を使うと、
子どもたちは「大きい」「犬」などと
友達同士で意味を確認し合い、単語を復唱するなどして、
しまくとぅばに親しんでいました。

読み聞かせを聞いた生徒は
「分からない言葉も多かったけど、
日本語で話してくれたので物語を理解できた。
『ぬち(命)』『いんぐゎー(犬)』は
聞いて分かった」とうれしそうに語っていました。

この番組をシェアする

Embed Tag

シュガートレイン復活計画

方言ニュース 2013年10月3日(木)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

南大東村はサトウキビを運搬するため、
1983年まで島内を運行していた鉄道
「シュガートレイン」の
復活を計画しています。

観光客の増加を図ることが目的で、
来年度に着工し、2015年度の
完成を目指しますが、
実現すれば、県内離島で唯一、
さらに全国最南端の鉄道となります。

村では1916年に蒸気機関車が導入され、
沖縄戦を乗り越え、戦後も走り続け、
1979年にディーゼル機関車に
切り替わりました。

客車を取り付けた時期もあり、
島民の暮らしに密着していましたが、
トラック輸送が台頭し、1983年の
製糖期を最後に廃線となり、
線路もほとんど撤去されています。

仲田村長は
「シュガートレインは南大東島の
 産業振興の立役者だ。
 歴史的遺産として残し、
 観光振興につなげたい」
と話していますが、
鉄道に詳しいエッセイストの
ゆたかはじめさんは、
「うれしい話だが、実現は容易ではない。
 観光のみの側面を考えると厳しい。
 サトウキビ産業が危機に直面しているが、
 後ろ向きに捉えないで、
 これを機会に全く新しい
 知恵を絞ってほしい」
と提言しています。

この番組をシェアする

Embed Tag

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

「沖縄ポッドキャスティング~うるま放送部~」では、ROK(ラジオ沖縄、AM放送)、78タイフーンfm(コミュニティFM放送局)が制作した人気番組をポッドキャストで、ほぼ毎日アップしています。方言ニュースやトーク番組など、沖縄ならではのローカル色あふれるプログラムでいっぱいです。その場ですぐに聴いたり、デジタルプレーヤーにダウンロードして、ぜひお楽しみください。